
last up date 2001/01/01 00:00
| ミュージックステーション SPEED FINAL LIVE | ||||||||||||||||||||||||
| ・曲順 1.ALL MY TRUE LOVE〜Body & Soul 2.White Love 【挨拶:寛ちゃん→絵理ちゃん→多香ちゃん→仁絵ちゃんの順】 3.Long Way Home 4.Luv Vibration〜Breakin' out to the morninig 5.Go! Go! Heaven〜STEADY 【最後の挨拶:寛ちゃん→絵理ちゃん→多香ちゃん→仁絵ちゃんの順。最後を寛ちゃんが閉める。】 6.Starting Over ・衣装
・髪型
最初、Mステ当選葉書を見た時、素直に嬉しかった。 悲しくって泣いているだろうと前々から恐れていた3月最終週は、そんなわけでいきなりウキウキとドキドキな週に変わった。 悲しくないわけはなく、寂しくないわけはないんだけど、それでも最後の最後に、それこそ「もう見る事もない」と、去年、東京ドームで去っていく仁絵ちゃんを見送った時「これで終わりなんて嘘だ!!」と何故か心強く思った予感が当たっていて、すみません、嬉しくてニヤケながら一週間を送った。 当たるかどうか分からないMステのために前もって休みは取らなかったので、慌てて休みを取る。 社長には本当の事を言ったけど、社員の方々には「着付け」と言って、逃げるように店を後にした。 皆働いているのに、「SPEED」とは言えなかった。 でも、店さえ出ちゃえば、こっちのものだし。 葉書にしたがって、東陽町に向かう。 集合時間は15:00(時間厳守)。 駅の階段を上ると、追っかけの女の子達。 後で分かったんだけど、ジャニーズJr.の追っかけだった。 見た瞬間に追っかけと分かったから、出口はこっちで良いんだな、と確信して進む。 途中、Mステの係の人に声を掛けられ、道を確認しつつ、先を急ぐ。 集合場所のテント倉庫駐車場に着くと、すでに人が並んでいる。 さっき会ったMステのお兄さんは「テントの中に」って言っていたけど、じゃあ、この人達は?とすたすた歩いていったら、あ!!ひとら〜な人達発見!!(^o^)。 待ちの間、退屈するだろうと、図書館寄って本まで借りてきたけど、SPEED最後の日に、ひとら〜な皆さんに会えて、仁絵ちゃんの話が出来て幸せだった。 しかし、皆さんキャンセル待ちで、当たってはいなかったんだけど。 15:00近くになると、整理番号順に並ばされて、整理券(葉書)とSPEED SPIRITSの会員証と身分証明書を見せて、名前確認して中に入る。 すぐに紙を渡されて、見るとライブを見るにあたっての注意事項が書かれた紙と、その件についての誓約書。 その誓約書にサインすると、それと引き換えにピンクの入場券が渡される。 プレハブのちょっとした部屋に60人くらいで入れられて(もう一部屋あって、そっちの方が広かったようだ。)、ず〜〜っと待たされる。 若い番号の方の部屋で、見ると女の子ばかり。 番号の近い娘と話をして時間をつぶす。 その娘は、すっごく辛い事があった時、SPEEDを聞いて、前に歩きだせたそうだ。 こういうファンもいるのに、それでもSPEEDは、解散してしまうんだと、ちょっと悲しくなった。 別にSPEEDちゃん達が悪いわけでもなんでもないんだが。 たぶん、16:00過ぎくらいに、外に出されて、リハーサル。もちろん私達の。 昔、光GENJIの頃って、Mステのリハーサルだけ見るっていうのやっていたって聞いてたから、ひょっとしたら、SPEED見られる?!と期待したけど、もちろんそんな事はなかった。 その代わり、外で並んで待ってる間、浜崎あゆみのリハを終えたよっちゃん(野村義男)がバンドメンバーと通っていって、私のあたりはちょっと「大人なお姉さんゾーン」だったらしく「よっちゃ〜ん」と皆で声掛けたら「や。」とか答えてくれて嬉しかった(爆)。 で、リハーサル。 中に入ると、・・・・・・めくるめくHITOEワールド!!!!!! ぎやあああああああああああああああああああ。360度(嘘。後ろは席。)HITOEちゃんのイラスト!! 正面の幕は大きく描かれた4人を中心に、その周りには丸の中に描かれた4人のイラストが6つ(あと「S」と書かれている丸が1つ。)。 左右の横には、プレハブ板(?たぶん)に、ダウンタウン風なビルを背景に色々な人たちがいっぱい描かれていた。 ぼ〜ぜんと見とれつつ、中に入る。 しかも動くじゃないですか、左右のHITOEちゃんのイラスト(^o^)。 数字の若い順に、前に並べるのかと思っていたら、そうじゃなく、若い順に奥から詰め込まれていく。 たまたま私が立った位置が、センターカメラの左横で、「あ、ここは良いかも。」と思った。 私の順番だと、最前列は取れないので、でも、ここなら絶対横が空く。 最悪、一方向が見られれば良い、と思ったし、基本的にステージが近い。 前は女の子ばかりだし、隙間からも見られるだろう、と、その時は思っていた。 「最悪、寛ちゃんは見られるね、背が高いから(^o^)。」なんて周りの人と言っていたくらいだし。 その場で、拍手の練習と称して拍手の音録り。 「本番は2分で入ってください。」とか、「20分頑張ってください。」とか言われて、なんかものすごく忙しいことになりそうだなぁ、もう少し上手く時間取れないのかなぁ、なんて思ってみたけど、こちらは見せていただく身なので、しょうがない。 その後、元いた部屋に戻って荷物を取ると、一旦解散。 「次は20:30に集まってください。」とのことで、「だったら、TV持ってきて、Mステ見たかったね。」なんて言いながら、その場で知りあった人とご飯を食べに出た。 中には、近くにいるのであろう知りあいと電話で連絡をとっている人たちもいた。 そして、夕飯もしっかり食べて、再集合。 なんかもう、皆ドキドキしてきちゃって、お互いの胸に手をあてて、「あ〜緊張する。」とか言いあっていた。 「・・・なんか酒くさいよ。」と言う人がいて、周りを見ると、中に「飲んできたんだろうなぁ」という人もいた。 大丈夫かなぁ、と思いつつ、また外に出され、順番に並び、さっきリハで並ばされたステージ側の広場に並ばされる。 またよっちゃんが通って、またよっちゃんに声掛けたら、「よぉ。」と手を振ってもらった(^o^)。 で、そこで並んでいる時に、スタッフに「番号が若いのに、奥の方に行かされるなんておかしい。」と言いだした子がいて、結局「整理番号は入るための番号。」と説明していたけど・・・ 「ああ、手際が悪いなぁ。もう少し上手く対処出来ないものかなぁ。Mステはいつも座るから、良く分かってないんだろうなぁ。でも、大丈夫かなぁ。」なんて、ちょっと不安になった。 しかも人数が増えていた(爆)。 なんでか?は考えないことにした。 そこに来て初めて、SPEEDファンの男の子たちが、自分達の後ろに立つ事実に気付いた。 分かっていたし知っていたのに、そうなることでどんな事が起こるか、うっすらと初めて理解した。 とにかくカメラ横を死守しよう、と心に誓った。 そうすると、出ないように張られるロープがあるから、それさえ手離さなければ。 とりあえず、一箇所SPEEDを見る空間さえ作れれば。 その間に人さえいれなければ、最後まで「踊るSPEED」が見られると思った。 最後に手を振るSPEEDを見る事は、とっくに諦めていた。 EDを撮るステージは、SPEEDのステージの後ろになって、「振り向いてください」と言っていたから、ライブを前の方で見たら、もれなく後ろを向くと、大きいお兄さんたちでいっぱいだ。 見られっこない。 私は、君達と戦う気はないよ。 負けるもん。 そう思っていたのに・・・。 CMに入って、その間の2分でステージ前に並ばなくてはならない。 ステージの所へ行く途中、大道具さんらしき人たちが、「俺たちも混じって入りて〜。」って言っていて、そうだろうなぁ、一緒に仕事しても、見られるとは限らないんだよね、なんて思って自分の幸運を神に感謝した。 でも、さっき「前に行きたい。」と言っていた若い番号の人たちが、前を取ろうと奥に行かずに最前列に駆け込んだ。 その後はもう、ものすごい勢いで場所取り合戦になっていた。 怖かったけど、運良く、私はカメラの、今度は右横に来ていた。 今日、中に入る前に会ったachaさんに「(仁絵ちゃんの立ち位置は左側が多いから)左側狙いですよ。」と言われていて、ここなら、カメラが左側にくるから、もれなく左側が見えた。 横にあったロープを掴むと、とにかくこれさえ離さなければ、と思っていた。 もうその時から、横から後ろから、ものすごい勢いで男の子が割り込んで来ようとしているのだが。 そして、ライブスタート。 ものすごかったよ。 ちょっとした地獄絵だったろうと思う。 SPEEDこれ見て怖くないのかな?と思ったけど、しばらくして気付いた。 彼女達はプロなのだ。 今やっているコレが、ただのライブではなくって生で流れているTV放送だと分かっているのだ。 だから、ずっと笑顔。 歌もダンスもかっこ良い。 その目の前でどんな事が起こってようと、全国にいてTVの前にいるファンの事を、きっと彼女達はしっかり考えていたに違いない。カメラ横にいたから、特にそう思ったのかもしれない。 カメラ目線は来る。 このあり様を、どんな気持ちで見ているんだろう。 普通の神経だったら、見られたもんじゃない。 でもたぶん本当は、私がこういう状況に慣れてないだけであって、彼女達にとっては、すでに「慣れている状況」だったんだろう。 だからこそ、彼女たちは「プロ」なんだろう。 スタッフの「押さないで!」の絶叫を聞きながら、「じゃあ、この会場の音は録ってないな。」と思って私も大声で叫んだ。 第一声が「押さないでよ。」だったのが泣ける(;o;)。 だから、私の位置はとにかく一箇所は見られる位置だったから、横からお兄さんが割り込もうとする。 そのたびに、体全身でふんばって譲らない。 だってここは、仁絵ちゃんがバッチリ見えるし、隙間から絵理ちゃんも寛ちゃんも多香ちゃんも(立ち位置順)なんとか見られるのだ。 しかも多分、そこで私が根負けして譲ったら、そのままこの群集は、カメラに向かって倒れそうな勢いだった。 スタッフのお兄さんもそれに気付いて、ふんばる私に「このまま頑張ってふんばってて。」と声を駆ける。 こくっとうなづいて、それでも仁絵ちゃんを見ることは忘れない。 条件反射で、振りだって出てくるし、歌だって歌っちゃう。 周りは絶叫と絶唱の渦で、もう何が何やら・・・。 取りつかれたように「仁絵ちゃ〜ん、仁絵ちゃ〜ん!!」と叫びつつ、踊る仁絵ちゃん(と、たまに入れ替わって見られる多香ちゃん)を見つめていた。 仁絵ちゃんは、かっこ良かった。 でも、たぶん目線は群集の上を泳いでいた。 そうだろうよ、ちょっと怖いもん。 でも、たまに目線が下に下がって、微笑んでいたりして。 仁絵ちゃんスゴ〜イ!なんて思ったりしつつ。 私は怖いよ。 そんな事言ったら、絵理ちゃんなんてしっかり群集の相手してたもん。 凄いよ。 アレだけの人のエネルギーを、ものともしないで受けとめて、笑ってのけるんだよ。 あと、妙に生々しく覚えているのが、仁絵ちゃん端なんで、絵理ちゃんの分と自分のマイクスタンド手にして2本を舞台端に寄せてスタッフに渡していたのね。 その時妙に「素」っぽく見えて、ドキってした(^^;。 そして、異様に生々しく覚えているのが、仁絵ちゃんの汗。 ここのところずっと着けていたおなじみのペンダントの、ヘッドに着いているリングが無いなぁ・・・(実は左手中指に着けていた。)と思いつつ、ずっと胸元を見ていたから。 仁絵ちゃんの綺麗な胸元に、きらめくシルバーペンダント。 にじみ出てくる汗。 「ああ、本当に綺麗・・・。」と思った。 この娘は、動いている時が1番綺麗。 なんて汗が似合うんだろう・・・と、ぼんやり思った。 ああ、この娘たちは本当に本物の「プロ」なんだって思い知らされつつ、汗まみれの仁絵ちゃんをずっと見ていた。 割り込んでこようとするお兄さんは多香ちゃんファンらしく、だから、「良いじゃん、多香ちゃんはこれからだって見られるだろう。仁絵ちゃん見せてよ!!」って心で思って、負けずに頑張った。 そのお兄さんだけじゃない、群集がSPEEDをもっと良く見ようと迫ってくる。 でも、負けなかった。 おかげでいまだに打ち身で体中痛い。 「カメラ横でラッキー!!」と思ったのは、「ALL MY TRUE LOVE」の絵理ちゃんの「♪誰にも負けな〜い」と、「STEADY」のやっぱり絵理ちゃんの「そうだよね。」をバッチリ目線こっち(カメラ目線)で見られたこと。 抑えるとこは抑えた気分(^o^)。 逆に「あ〜ぁ。」と思ったのが、「Long Way Home」で、イントロラスト・曲に入る直前の「ドンドン」のカウントの所の仁絵ちゃんの振りが見たかったのに、そこは仁絵ちゃん右前方に立つから、見られなかったこと(;o;)。 好きなのに・・・。 メドレー(「Go! Go! Heaven〜STEADY」)の後、4人が何か言ってるのは分かるけど、会場は興奮と叫び声で何言ってるのか分からない。 ファンの子みんな、それはビデオで見る気だったよね、たぶん。 これが最後とばかりに、叫ぶ叫ぶ。 で、「Starting Over」。 他の曲だって、みんな絶唱していたけど、見ると絵理ちゃんがマイクをこっちに向けている。 え?って思って、歌っても良いの?と思って、なんか今まで相手にされてない気分だったから、(だから、すっかりTVモードだなぁと思って見ていたから、目線がこっちに来ても「TVの向こうに向けているんだろうなぁ」と思っていたから。)じ〜んとしちゃって。 初めて、歌詞を噛みしめながら、歌った。 「ああ、なんて良い歌詞なんだろう。」って思って、「なんだ、私ちゃんと歌詞覚えてるじゃん。」なんて思って、なんか変な事で、いちいち感心していた。 この歌を、今日こうしてSPEEDとSPEEDファンと一緒に歌えて本当に嬉しいと思った。 「卒業式だ。」とふと思った。 別れてそれぞれの道に出る前に、みんなで歌うのだ。 「ああ、だから、これは校歌斉唱だ」と思った。 もうここから出てしまえば、みんなで歌うこともないだろう。 だから、ここから旅立つ前に、みんなで歌うのだ。 涙は出なかった。 ある時点から、みんなが「多香子ー!!」って絶叫しだしたから、どうしたんだろうと思ったら、多香ちゃんが泣いていた。 寛ちゃんが支えていた。 ちなみに、後で帰り際、寛ちゃんファンの人が言うには「いつもなら、多香子が寛ちゃんに手を回すのに、今日は寛ちゃんの方からだったんです(*^ ^*)。」なんだそうだ。 私けっこう、寛ちゃんから多香ちゃんへのアプローチ(?!)って見てる気がするけどな。 まぁ良いや。 で、最後の最後まで仁絵ちゃんを見続け、ライブは終わり、SPEEDはEDのために後ろへ移動。 もう、前(ライブ中の後ろ)に行く気もしないで、「あ、赤いのが見える(ルナシー)。」なんて思いながら、ぼ〜と1番後ろ(さっきまでのステージ最前列)にいた。 やっぱり弾き出されたのか、もう良いと思ったのであろう横に来たお姉さんと、「凄いですね。」なんて言いながら笑っていた。 それでも最後、SPEEDが「ありがとう」って言っている声だけははっきり聞こえて、妙に切なかった。 会場から去っていく気配だけは感じられて、心の中で「バイバイ。」って思った。 悲しくはなかったけど、寂しかった。 全てが終わって、外に出て、みんなでぞろぞろ元いた部屋に帰ると、口々に「お疲れ様。」と言いあった。 私は今日まで、ほとんど公録に行く事は無かったから、ほとんどが今日会ったばかりの人なのに、一緒に1つのことをした達成感で、いっぱいだった。 そして、しばらくして、解散になって、おかしなことにみんなして「じゃ、また。」と言って別れた。 「また連絡します。」とかね。 誰もがこれで終わりだとは思ってないようだった。 さっきは「卒業式」だと思ったけど、「学園祭」が終わったような気分で帰路に着いた。 仁絵ちゃんには、またきっと会えるような気がして、ちっとも寂しくなかった。 まぁ、例えば絵理ちゃんファンは、翌日エリクラのTV収録(PJ?)を控えていたから、しんみりしている間もなく、明日に気持ちを切り替えていたし、「そうかぁ、絵理ちゃん大変だよねぇ。絵理ちゃんたら働き者さん。」なんて言いながら、「じゃあ、次は(SPEEDの内の)誰かのライブで会いましょう(誰が1番最初にライブが出来るか分からないから、表現が曖昧。)(^o^)。」と言って、それぞれの家に帰っていった。 待ち時間の時、誰のファン?と聞かれて「仁絵ちゃんファン」と言うと「寂しくなりますね。」と言われて、なんか嬉しかったし、そのたびに「でも帰ってきますよ。」とか「彼女の夢ですからねぇ。」なんて言ってる自分がおかしかった。 私の周りは女の子しかいなかったから、あくまで女の子の意見として、やっぱり最近の仁絵ちゃんはどこか落ちついて「見つめる姉」で、ものすごく良くなった、そうだ。 ここに来て、仁絵ちゃんが留学するのが惜しくなった人多数。 嬉しかったなぁ。 仁絵ちゃんは大丈夫だ。 良く分からないけど、何が大丈夫なのかも分からないけど(おいおい)、そう思った。 それが、Mステに行った一番の収穫かもしれない。 そんな「SPEED FINAL LIVE」(偉そうな名前。)でした。 |
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文:ひとら〜連会員番号012番ありん子さん 作成日:2000年4月2日(日) |